伊藤詩織さんは性被害者としてアフターピルについて語ってはならない
1.伊藤詩織さんは医療従事者向けの「性暴力救援マニュアル」という書籍の中で「医療者へ伝えたいこと」と題して執筆している。
その中でアフターピルについてその処方時のエピソード等様々語っているが、筆者は怒りを覚えた。
なぜなら、伊藤さんはアフターピルのその後の症状について明確に嘘をついているからだ。アフターピルについて嘘を語る者が、アフターピルについて語ること、ましてや医療従事者向けに語るなど言語道断である。
伊藤さんが果たしてどのような嘘をついたのか、以下詳細に説明する。
山口敬之さんが語る妊娠問題(3:14:30位から)
2~4では1段階目の嘘
5では2段階目の嘘について説明する
2.本人尋問、記者会見でアフターピルの出血についてどのように語ったか。
本人尋問
弁護士 妊娠について、あなたはどのように感じていましたか。
伊藤 はい、すぐにモーニングアフターピルを飲みましたが、その数日後、副作用による不正出血があったり、そして予定していた月経を超えて、月経が来なかったので、とても不安に思っていました。
記者会見
伊藤 ピルの副作用で出血した。
上記からピルの副作用の「不正出血」であった。つまり不安(マイナスの意味)な出血だったと言っていたといえる。
3.反訴、診断書で判明したこと
4月17日(ピル服用13日後)まつしま病院(反訴状より)
『反訴被告(伊藤さん)においても、まつしま病院の医師に対し、「最終月経4月9日~」と自主申告していた。』
まつしま病院診断書(2017年6月16日) (なお、性行為があったのは2015年4月4日)
『~性被害にあった。その時の痛みが強かったので、婦人科的診療を希望され』
『4月9日~3日間出血があったとのことで、妊娠検査は行わず』
4.伊藤詩織さんは嘘をついている
伊藤さんの証言と、まつしま病院での申告と比べると嘘が明らかとなる。
まず、伊藤さんがまつしま病院受診時「最終月経4月9日」と自己申告していることから、「不正出血」の認識はない。そのことは診断書の受診目的に「不正出血」との記載がないことから明らかだろう。
さらに、まつしま病院では内診等の診察を行っている。診断書の中に「不正出血」の文字は無いことから、まつしま病院で「不正出血」と診断された事実もないことがわかる。
以上から伊藤さんは本人尋問、記者会見において「不正出血」の事実が無かったにもかかわらず、あたかも不正出血があったかのように発言していたことが判明した。
そして、注意すべきは伊藤さんが記者会見で語った出血は、彼女に自己申告にあるとおり「月経様の出血」である点である。
月経様の出血は消退出血とも呼ばれ、「避妊成功の証」と考えられている。
避妊成功の証である消退出血を副作用としての不正出血と嘘をついていたことは明らかである。
嘘をつく理由は、伊藤さんはまつしま病院受診翌日から脅迫的な「妊娠心配メール」を何度も送信しておりその事実を誤魔化すためであろう。
自己の保身のため、自身に起こったアフターピル服用後の症状について嘘の申告を広く記者会見等で語ることは、ひいてはアフターピル市販化に対してもマイナスの効果を招きかねない。
彼女がアフターピルについて語ることは眉唾物だと言える。
5.2段目の嘘について
2段目の嘘とは5月7日に新百合ヶ丘総合病院産婦人科にて妊娠検査をし、妊娠していないことが確定した後も「妊娠不安メール」を送り続けていたというものである。
私見では5月7日の産婦人科受診は妊娠していないことを伊藤さんがはっきりと認識しながら受診したものと考える。
なぜなら、反訴状によると、まつしま病院には4月17日だけでなく4月23日も受診しており、もし、その時期において妊娠不安があるならば、自己申告するなり、妊娠検査薬による検査もしていたはずだからである。
なお、まつしま病院再診の翌日4月24日に伊藤さんは以下のようなメールを山口さんに送っている。
「まだ生理が来ていないので不安で仕方がありません。寝ても覚めてもこのことで頭がいっぱいです。何故妊娠することはあり得ないなどと言えるのですか?理由を教えてください」
伊藤詩織さん考察blog参照