伊藤詩織弁護団の本音がでた!伊藤弁護団の論理破綻 3

1.避妊のない性行為の扱いについて伊藤弁護団(正義マン)の主張には驚いた。

例えば避妊なし性行為をした事と後に妊娠を心配したり、性病検査をすることが矛盾だと主張したり、

自分のしていることを自分で否定することと主張することであったり、

あたかも避妊なし性行為をした人の多くが妊娠してしまうかの如く主張をしている。

 

伊藤弁護団は「避妊なし性行為」に対して否定的な態度であることは明らかであろう。

確かに避妊なし性行為は積極的に推奨される行為ではない。

しかしながら、避妊なし性行為を一刀両断的に否定的に主張してよいものだろうか。性行為は様々な理由で行われるものであり、人間の本能的な欲望に基づいた行為でもある。時には非合理的な理由で行為が行われることも予想され、筆者の個人的意見では必ずしも否定的に捉えるべきではない、そういうことがあってもやむを得ない場合があると考えている。

もちろん人の考えは様々であるので正義マンの考えも一つであろう。

出来る事なら可能な限り避妊して性行為することがまさに理想、「正義」であることは否定しない。

 

2.では、次にアフターピル市販化の文脈で正義マンがどのようなことを言うかを考えれば、彼らの欺瞞が明らかになるのではないか。

 彼らは、「女性の権利の尊重」あるいは「リプロダクトヘルスライツ」の観点から市販化に賛成するのではないだろうか。

心の中では(避妊なし性行為をするあなたが悪いおろかあり得ない)と考えながら。

 

実は本来避妊なし性行為に対し否定的な思考をしている人ほど、市販化反対につながることは先日の報道で「安易なアフターピルの使用の助長」と言った男性産婦人科医の主張からも明らかであろう。

 

3.正義マンの避妊なし性行為に対する考え方は、伊藤さんや困っている人を窮地に追い込んでしまう。

繰り返しになるが、正義マンの考えはどうやら「避妊なし性行為に否定的」であることは控訴答弁書を読めば明らかだろう。

そしてその「避妊なし性行為に否定的」であることを敏感に察知していたからこそ、わざわざ伊藤詩織さんは4月4日のイーク表参道で「コンドームが破れた」という嘘をついたのである。

コンドームが破れたことにすれば、自分は避妊をきちんとした性行為をしていたとアピールする、批判されたり怒られたりすることはない。

実際にシオリーヌさんのyoutubeコメント欄にも「産婦人科医に怒られた」との記載がある。


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また筆者が以前「コンドームが破れた」と嘘を付くケースを紹介した。



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この記載は極めて悲しい出来事が語られている。「看護師に怪訝な顔をされたこと」が婦人科相談が遅れ、結果的に妊娠中絶という不幸な結果となってしまった。

もし、怪訝な顔さえしなければ、事前に産婦人科医に相談できたのではなかろうか。

妊娠の心配をする女性がどれだけ辛いものか、ちょっとした言動で人生を左右していまうような現実にぶつかってしまう事がよくわかる。


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4.最後に正義マンを伊藤弁護団に戻す。

皮肉なことに伊藤弁護団の「避妊なし性行為」についての様々な主張によって、伊藤弁護団をはじめとして、ある一定の層の人間(真面目と思われる人達)が避妊なし性行為を否定的に(批判的に)とらえていることを弁護団自身が自らの主張で証明してくれた。

その証明がまさに、彼女が「コンドームが破れた」と客観的事実とは異なる嘘をつくことの意味、つまり避妊なき性行為が無防備で無責任だと非難されることを恐れたからということを明らかにしてくれたのである。

 

さらに伊藤弁護団の考え、主張が伊藤詩織さんを苦しめていることに気が付いているのだろうか。彼女がレギュラーを務める最近のラジオ番組の出来事で判明した。

 

筆者の推測ではあるが、本来伊藤弁護団と伊藤詩織さんは「水と油」の関係でなのではないか。

シオリーヌさんとのラジオ番組の対談で感じた。

 

伊藤詩織さんはラジオ番組で何と「アフターピルについては最近知った」と語った。

いかに追い込まれているのかよくわかる発言である。

アフターピルを山口さんとの一件で使用したことは言えないのである。様々な矛盾が明らかになるという理由で。

彼女を追い込む一端となっているのが伊藤弁護団の存在、その主張にあるのではないのだろうか。

一方で番組の途中では「アメリカでアフターピルを購入したことがある」との主張もしている。全く意味の解らない主張が彼女の辛さ、混乱を表しているのではないだろうか。

 

伊藤弁護団の主張で一貫していることと言えば、「正しい性行為」のみを合法な性行為とする、すなわち自らが定義した「好ましくない性行為」をより拡大し、違法化、さらに犯罪化することが目標である。

伊藤さんの弁護をすることの意味が透けて見えてくるのではないだろうか。

 

                                          以上