伊藤詩織さんを応援する者の妊娠不安についての残念な記載について

1筆者のブログについて言及されたとの通知が来て、はてなブログを閲覧してみると、適宜外出するサボさんなる者のはてなブログで言及されていた。

https://greenbox2020.hatenablog.com/entry/2020/10/25/001456

 

適宜外出するサボさん(以降サボ氏とする)とは過去にかなりやり取りをしていた。

過去のやり取りにおいても、曲解等がありツイッターは現在当方からブロックしている。

彼のブログの言及部分が不適切、かつ重要な部分を省いて言及しているため、内容も杜撰になっていることがわかった。

 

そこで、言及部分につき反論する。なおサボ氏ブログの引用等は青字で記載する。

 

2.サボ氏の「伊藤詩織さんは性被害者としてアフターピルについて語ってはならない」への解説が杜撰であることの証明

 

サボ氏による反論の一部を引用する

「第一の嘘」について

このブログ記載の情報ソースが今ひとつはっきりしないので何とも言い様がないが記載が事実だとすると、、

4月17日に産婦人科受診した時点では4月9日からの出血を避妊成功のサインと考えたが、その後なかなか月経発来が見られないので5月になって改めて妊娠の検査を行ったというだけの話だ。望まない妊娠に対する恐怖心を思えば、当然ありうることだろう。

 

(1)「このブログ記載の情報ソースが今ひとつはっきりしない」について

結論から言うと、「はっきりしている」

情報ソースは過去に流出した産婦人科診断書及び反訴状であり、明示している。

また、消退出血については筆者の過去のブログで既に言及しており出典元も明示している。

以上からはっきりしているものを「今ひとつはっきりしない」と言及することは不適切である。

 

(2)「その後なかなか月経発来が見られない」の間違い

 

まず、筆者へのブログへの言及においてサボ氏は筆者が指摘する重要な事実を「わざと」省いて言及していると考えられ不適切である。

 

筆者ブログ「伊藤詩織さんは性被害者としてアフターピルについて語ってはならない」でも指摘しているように

反訴状によると伊藤さんは「最終月経4月9日」と自己申告している。

 

lisanha1234.hatenablog.com

よって「その後なかなか月経発来が見られない」がそもそも間違いである。

 

 

また、消退出血だと断定できないとのサボ氏はてなブログでの主張についても、まつしま病院が運営しているSARC東京のパンフレットから否定される。


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また、不正出血と消退出血の違いについても情報が寄せられた


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伊藤氏は4月17日に「産婦人科」の診察を受けている。

 

以上から伊藤さん自身の自己申告、診察、診断書の記載、上記証拠等によって遅くとも4月17日時点で避妊成功したと伊藤さん自身が認識していたものと考えられる。

 

 

(3)伊藤氏がはっきりとは言及していないものの、イーク表参道やまつしま病院の説明が杜撰だったと仮定した場合、4月9日の次に本来の月経日にもう一度月経が来る(ひと月に二度月経が来る)という認識をしていた可能性が否定できないため、そのように考えたと仮定して、さらに検討していく。

 

(ここで、一言。伊藤さんの主張を正当化するとどうしても「ヤブ医者」との前提で考ざるを得なくなる。実際伊藤さんは複数の医師に「いちゃもん」をつけている。このような伊藤氏の態度は極めて問題であるし、サボ氏はわかっていて「わざと」不当な主張をしていると疑われ、その態度はある意味伊藤氏以上に不当だと考える。)

 

最終月経が診断書により3月19日であるので、一般的な月経周期から通常の月経予定日はだいたい4月15~17日とする。

 

4月24日の伊藤氏のメール

「山口さん、まだ生理が来ていないので不安で仕方がありません。寝ても覚めてもこのことで頭がいっぱいです。何故妊娠することはあり得ないなどと言えるのですか?理由を教えてください。11:48」

 

伊藤氏は上記メール送信の前日4月23日まつしま病院を再度受診していた。

 

「生理が来ていないので、不安で仕方がない」が事実だとすれば、そのことを再診時に申告していなければメールと整合しない。

 

そして、(ひと月に二度の月経あると考え)生理の遅れを仮に申告していた場合、まつしま病院にてサボ氏も主張するように妊娠検査をしていただろう。(チェックワンファストなど早期妊娠検査薬によって検査可能)

ところが、診断書(上記再診時から約2年後 小林章氏情報より)には妊娠検査をしなかったと明記されている。

 

診断書の受診目的に妊娠不安の記載がなく、妊娠検査をしたとの記載もないことから、

4月23日に月経についての不安を申告していた可能性は否定される。よって「ひと月に二度月経が来る」と伊藤さんが認識していたと仮定することはできない。

 

したがって、彼女の月経に関する認識をどのように仮定したとしても、伊藤氏は出血を認識した4月9日、遅くとも4月17日には「避妊成功した」と認識しており、その後の妊娠不安の主張は全て虚偽である。

 

サボ氏主張の「望まない妊娠への恐怖」は、妊娠に関するメールを送信した4月18日時点で既に避妊成功したと認識していたのであるから、そのような推測は成り立たない。

 

(4)第二の嘘についてのサボ氏の主張は、伊藤氏すら主張していないことを憶測で語り、また上記で証明したとおり、そもそも伊藤氏は望まない妊娠への恐怖を感じていないことから、主張そのものが失当であると解する。