伊藤詩織さんはいつ避妊成功したことを知ったのか 5 記者会見と新百合ヶ丘総合病院受診の意味

いままでの検証により伊藤詩織さんは遅くとも江戸川区産婦人科再診時には妊娠の不安がなかったことが確認できた。

 

しかしながら、著書では4月24日以降も引き続き妊娠の不安を訴えたメールを送り続けている。

著書には隠されていたメール等、詳しく検証されているブログがあるのでメール内容等特に5月7日以降の不当性についてはこちらを参照されたい。

 

lisanhaさんのブログ

lisanha1234.hatenablog.com

 

 

本章ではまず、外国人記者クラブで発言した「居場所を知るために捜査員から(妊娠の不安を使って)頼まれた」について検証したい。

 

まず、山口さんの居場所を知る必要性が生じたのは著書によるとゴールデンウィークあたりからである。

 

既に論じたように、ゴールデンウイークには既に「妊娠していないこと」は確認できていたはずである。この点から妊娠可能性を話してという点は不当である。

 

さらに、著書と記者会見発言だけを比べても齟齬がある。それは著書では「自ら山口さんとの連絡をとろうとして、捜査員の許可を得ていた」という話しだったのに対して、記者会見ではあたかも捜査員から依頼されたという話に変わっているのである。

 

以上を前提にして、今までの考察も考慮にいれてもう一度記者会見をみてほしい。

 

https://www.youtube.com/watch?v=PBCl8Ggp4MY

 (27分頃から、特に36分~39分)

伊藤さんの発言がしどろもどろに感じたのではないだろうか。

 

新百合ヶ丘総合病院受診の意味

 

著書にはこのような記載がある

「妊娠検査を受けた方がいいとA氏に勧められた。モーニングアフターピルを処方してもらったにもかかわらず、予定の時期になっても一向に生理がこなかったのだ。ストレスやピルのせいで遅れているんだと自分に言い聞かせていたが、一カ月遅れていた。不正出血もあった。」

 

この記載はその記載された順序とともに極めて悪質な読者を欺罔するものである。

というのは、この記載後に病院(裁判資料により新百合ヶ丘総合病院と判明)に友人同伴で行くことになるのだが、この記載は著書では5月13日の捜査の話しをした後に書かれているが、実際に受診したのは5月7日である。

つまり、時系列を故意に変更しているのである。

 

このような記載にした理由は実際には5月7日に新百合ヶ丘総合病院で妊娠検査を希望し検査を行い「妊娠はほぼない」と診断されたにも関わらず、その後も妊娠不安メールを繰り返し送っていることと整合性がとれないからなのである。

 

また、5月7日は最終月経初日が3月19日であり通常の生理周期がどのようなものであっても生理が一カ月遅れていたと言うことはできない(次回生理予定日は4月17日前後あるいは5月7日前後)。

本検証からすると5月7日前後と予想される。

この点においても虚偽である。

 

 

 

そして、本考察を読んできた人なら考えることは「新百合ヶ丘総合病院に妊娠検査をする必要性がそもそもなかった」のではないかと。

 

本考察によっても妊娠検査をする可能性が生じうる仮説がないわけではない。

それは4月9日に妊娠可能性がないと認識し、その後、17日、再度の産婦人科受診時はそう信じていて、妊娠、生理等については一切医療機関に申告していなかった、つまり4月下旬まで妊娠の不安はなく、その後生理がないので不安になったということ仮説である。

しかしながら、4月18日以降一貫して妊娠不安メールを送り続け、(つまり18日から24日は妊娠の不安を山口さんに訴えていた)5月11日頃まで続けていることから考えてこの仮説をとることはできない。

 

結論は伊藤さんのメール内容、著書、産婦人科診断書、受診経緯から考えると既に伊藤さんは妊娠はしていなかったと認識しており、新百合ヶ丘総合病院にて妊娠検査をする必要性はなかったと考えざるを得ない。

 

そしてこの結論から導かれるのは、伊藤さんは味方であるはずの、警察官、友人をも欺罔し、さらに読者をも欺罔しているということである。

 

そして重要なのはこの検証が可能になったのは流出した産婦人科診断書によるところが大きい。

裁判に無関係な病歴などを閲覧不可にしつつ、裁判の当事者の主張に関わる事項について、カルテ問診票などの公開を強く求めたい。

 

なお、筆者の検証が正しくなく、伊藤さんの主張が真実である可能性が一つだけある。

それは、4月4日の産婦人科医も4月17日、24日前後に診察した産婦人科医のいずれもが、適切な診察をしなかった場合だ。

確かに裁判所では4月4日に診察した産婦人科医師の虚偽記載が認定されている。

 

本当にそうだろうか。最後に筆者が過去にツイートした内容に新しい知見を加えて述べたい。

 

①虚偽記載をするピルの説明をきちんとしない産婦人科

②電話情報提供を拒否するNPO相談員

③レントゲンを撮らずに膝がずれているという整形外科医

④妊娠の不安に対して説明をきちんとしない産婦人科

ゴールデンウィーク中にも関わらず無料で山口さんに送るメールを確認してくれる親切な弁護士

⑥聞き取りの下手な精神科医

⑦妊娠を使って連絡をとらせ、さらに事前に逮捕情報を漏洩する警察官

⑧夜中に伊藤さんの電話対応をする検察庁

⑨外務省と間違う叔父の元副検事

⑩被害者側の弁護士にも関わらずもっぱら示談の話しかしない弁護士

⑪その事務所に送迎してくれる捜査一課の警察官

 

⑫強姦や準強姦で起訴するには第三者の証言やビデオなどの証拠が必要とする検察官←2021/5/9追加

 

⑬「棚の上」と言ったのに「ベッドの上」と記事に書く新潮記者←2021/4/8追加

 

不可解な行動をする人がこんなにもいるものなのでしょうか。