伊藤詩織弁護団の本音がでた! 伊藤弁護団の論理破綻 1

1.伊藤詩織さんと山口敬之さんの控訴審が進行しているようだ。

弁論準備手続きが引き続き予定されている(2020/9/9現在)。

この手続きは控訴審全体のわずか13%しか行われておらず、控訴審裁判官が一審判決について何らかの疑問があるものと推測される。筆者は当然一審判決については見直されるべきと考える。

恥ずかしい判決 裁判所の論理破綻

https://blog.hatena.ne.jp/lionclover/lionclover.hatenablog.com/edit?entry=26006613563237936

 

2.最近小林章さんのツイッターに「控訴答弁書」の一部がアップされている。

アップされたのは控訴答弁書の極一部にもかかわらず、控訴答弁書の内容が伊藤弁護団の欺瞞性、論理破綻、根拠不明な理由付けが多数見受けられたので、指摘していきたい。

なお、控訴答弁書の引用は青字で行う。

 

3.4/4に受診した産婦人科に関連して

 

【1】

医師が作成する診療録の記載内容については、表向きは控訴人の主張の通りであろうが、現場は必ずしもそうではないことが、本件イークのカルテ自体から分かる。

表があれば裏があるはずであるが何か明らかでなく、後の文章で判明するが、幼稚な理由付けである。

 

現場は必ずしもそうでないことが、

産婦人科への調査でも行ったのでしょうか?必ずしもそうでないとは何ですか。

 

本件イークのカルテ自体から分かる

是非カルテを開示してください。そうでないと何を言っているかよくわからない。

 

【2】

これを●って(筆者注●部分判別不能最も客観的な事実はコンドームを着用していなかったことであり、控訴人も認めている。

この一点ででカルテの正確性は疑われる。そもそも着用していないコンドームが破損するなど客観的にあり得ないことが堂々と記入されている。

 

伊藤さんの申告内容と記載の一致性については触れず、論点を故意にずらした詭弁。

患者が客観的事実と反する内容を申告した場合、医師は申告事実が客観的事実と反するかどうかはわかるはずもなく、申告のとおり記載する。結果的に客観的事実と乖離するのは当然であり、カルテの信用性が低下することはない。

大切なことは伊藤さんが医師にどのように話したか、特段の事由がない限り患者の話した内容をカルテに記載していると考えるのが通常の思考である。

特段の事情を立証すべき義務は伊藤さん側にある。なぜイークの医師に診察内容について証言を求めたり、陳述書を書いてもらうなりしないのだろうか?患者であれば、できるはずなのですが。

 

堂々と 

意味不明な表現

 

【3】

この一事でカルテの正確性は信用できない。 

無意味な繰り返し

 

恐らくイーク表参道の医者を訪れる患者の多くはコンドーム破損によるものであろうから、

根拠は?

他院での緊急避妊ピル受診理由でコンドーム破損は3割強、避妊せずと膣外射精の合計よりも少ない


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 医者が機械的に思い込んだのであろう。

 根拠は?

最初に戻るが表向きは控訴人の主張の通りであろうが、現場は必ずしもそうでない

とのいわゆる「現場」「裏の意味(本音、本当の意味と推測)」の結論が医者の思い込みなのだろうか?あまりに幼稚な理由で言葉を失う。

 

 

最後にもう一度引用した控訴答弁書を記載しておく

 

 医師が作成する診療録の記載内容については、表向きは控訴人の主張の通りであろうが、現場は必ずしもそうではないことが、本件イークのカルテ自体から分かる。

これを●って(筆者注●部分判別不能最も客観的な事実はコンドームを着用していなかったことであり、控訴人も認めている。

 この一点ででカルテの正確性は疑われる。そもそも着用していないコンドームが破損するなど客観的にあり得ないことが堂々と記入されている。

 その一事でカルテの正確性は信用できない。恐らくイーク表参道の医者を訪れる患者の多くはコンドーム破損によるものであろうから、医者が機械的に思い込んだのであろう。